京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」(本社・京都府宇治市)のスタジオが放火され34人が死亡した事件で、同社の八田(はった)英明社長は20日、火災現場となった同社の第1スタジオを取り壊す意向を明らかにした。
報道陣の取材に応じた八田社長は、鎮火後のスタジオ内の様子について「天井は真っ黒に焼けただれているような感じ」と話し、「あれだけの被害があり、建物を見たくないという人もいると思う。残さずに取り壊したい」と述べた。
このスタジオは1階部分が音声収録や打ち合わせに使われ、2、3階で動画の制作や作画を行っていたという。八田社長は「(取り壊した跡地に)できれば碑を建てようという声も出ている」と述べた。
また、亡くなった社員の葬儀などを会社として行う考えを示し、「ご家族の意思を大切にしてお別れの会を開きたい」と話した。
2019-07-20 09:38:00Z
https://www.sankei.com/west/news/190720/wst1907200015-n1.html
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