岐阜県と岐阜市は12日、県内で新たに55人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。1日当たりの新規感染者数としては10日の45人を超え、過去最多を更新した。入院していた大垣市の90代女性の死亡が確認され、死者は計20人となった。重症者も前日から1人増え4人に。また、大垣市の大垣日大高校の生徒ら22人の陽性が判明し、県がクラスター(感染者集団)に認定した。県内の感染者は累計1460人となった。 同校のクラスターの規模は、これまでに感染が判明していた生徒や同居家族、職員と合わせて31人。7日以降、複数の感染者が確認されており、県が接触者として同じクラスの生徒など200人程度を検査していた。感染した生徒は複数のクラスにまたがっており、県が今後、必要に応じて追加で検査する。 これまでに認定されたクラスターでは、五つの規模が拡大した。河村病院(岐阜市)のクラスターでは、40代男性の医療従事者と80代女性患者に感染が判明し、規模は35人に広がった。大垣市の接待を伴う飲食店2店舗で利用客と従業員らに広がるクラスターでは、客2人の感染が判明。感染した従業員が利用した別の飲食店2店舗でも従業員ら2人が陽性となり、計18人に広がった。 不破高校(不破郡垂井町)のクラスターでは生徒ら2人の感染が分かり、計9人となった。各務原市の外国籍住民の親族を中心としたクラスターは新たに1人の感染が判明。可児市などの家族と親族、友人に広がるクラスターでも新たに1人が陽性となり、計6人となった。 12日発表された新規感染者の内訳は、大垣市9人、岐阜市7人、各務原市4人、可児郡御嵩町3人、羽島市、瑞穂市、可児市各2人、美濃加茂市、多治見市、恵那市、高山市、羽島郡笠松町、安八郡神戸町、揖斐郡揖斐川町、加茂郡川辺町、加茂郡白川町各1人、愛知県1人、調査中が16人。 年代別では、10歳未満が1人、10代22人、20代9人、30代5人、40代6人、50代2人、60代が4人、70代3人、80代2人、90代1人。12日の発表分で、医療機関・宿泊療養施設を退院・退所したのは16人だった。
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