23日投開票された沖縄県の名護市長選。どのような点を重視して選択したのか、期日前と当日の投票所で有権者に聞いた。
渡具知武豊氏に投票
会社員の女性(30) 基地移設に伴う騒音や事故は心配だが、子育て中で支援策なしでは生活できない。支援策は政府の後ろ盾がないとできないと思う。
サービス業の男性(44) 辺野古の近くに住んでいて、以前は移設に反対する候補を支持していたが、移設中止に向けた政府との協議は進まなかった。もう基地問題のワンイシュー(一つの課題)で考えるのは限界だ。
元美容師の女性(78) 辺野古移設を進める国にはかなわない。それよりも国からお金をもらい、孫たちの暮らしが豊かになり、若者の仕事がある街になった方がいい。
会社員の男性(23) 子育て支援策で結果を残しており、今後も期待している。2人の子育て中で保育料や医療費の無償化は非常に助かっている。なくなれば生活が苦しくなる。
岸本洋平氏に投票
医療従事者の女性(25) 辺野古の近くに住み、生後間もない男児を育てているので騒音や事故などの基地被害が心配だ。岸本氏は国の米軍再編交付金がなくても子育て支援は継続できると訴えたので期待している。
元会社員の男性(66) 基地の被害は騒音や事件・事故に新型コロナウイルスの感染拡大まで加わり、とんでもない状況だ。沖縄県内で基地をたらい回しにするのではなく、返還を求めるリーダーを支持する。
会社員の男性(70) 移設に反対だ。米軍普天間飛行場の周辺が危険であれば、移設後の名護も危険になる。沖縄に基地を集中させるのはよくない。縮小か、なくしてほしい。
会社員の男性(45) 国の米軍再編交付金ではなく、別の財源で子育て支援策を継続するという岸本氏の姿勢に期待した。
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