石川県は11日、県内で新たに466人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。9施設でクラスター(感染者集団)の発生も確認された。県内の累計感染者は1万7986人となった。クラスターの内訳は金沢大学付属病院1件、職場クラスターが1件、学校関係が1件と福祉施設が6件。
新規感染者の感染経路はクラスター関係が34人、濃厚接触者が143人で、残り289人の感染経路は分かっていない。
新たに感染したのは珠洲市、穴水町を除く県内17市町の1歳未満~90歳以上の男女。金沢市が202人で最も多く、小松市の56人、野々市市の50人と続いた。症状別では中等症が15人で残りは軽症または無症状だった。
病床使用率(最大487床)は前日から2・9ポイント下がって50・5%、重症病床使用率(同41床)は変わらず17・1%。入院中の患者は前日から14人減の246人、宿泊療養中は14人減の108人、自宅療養中は63人減の3275人、入院・宿泊療養予定は266人増の1438人だった。
県内では11日午前10時までに、新たに2867件の検査結果が報告された。
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