県内では5日、新型コロナウイルスへの感染が新たに144人発表され、10日連続で100人を上回りました。
また、病床使用率は53%となり、医療提供体制のレベルを引き上げる目安とされている50%を超えました。
【感染者内訳】
新たに感染が発表されたのは、保健所ごとに
県央保健所管内が41人。
中部保健所管内が39人。
盛岡市保健所が33人。
一関保健所管内が14人。
二戸保健所管内が6人。
奥州保健所管内が5人。
大船渡と久慈の保健所管内がそれぞれ3人の合わせて144人です。
重症の人はいませんでした。
県央保健所は滝沢市など2市5町を、中部保健所は花巻市など3市1町を管轄しています。
【10日連続】
県内で1日に発表された人数が100人を上回ったのはこ、れで10日連続です。
【経路不明者】
発表された144人のうち、クラスターに関連したか、感染者と接触があった人は合わせて84人、感染経路がわかっていない人は60人でした。
【クラスター関連】
5日は、盛岡市の教育・保育施設で5人の感染が発表され、盛岡市は新たなクラスターとして発表しました。
このクラスターの感染者は、累計で6人です。
このほか、すでに確認されているクラスターの関連で、「学校」2校と「教育・保育施設」3か所、「飲食店」1か所と「高齢者施設」1か所でそれぞれ感染者が増えました。
【指標】
県内で入院中の人は5日の午前9時の時点で、4日から22人増えて212人となりました。
これにより病床使用率は、4日より5.5ポイント増えて53%になりました。
県内の病床使用率が50%を超えたのは、去年9月8日以来です。
県の新型コロナ対策の基本的対処方針によりますと、医療提供体制のレベルは、病床使用率が50%を超えるか、3週間後に100%を超えると予想される場合が引き上げの目安とされていますが、県は現段階ではレベル3にはしないとしています。
また、自宅療養中の人は4日から373人増えて、970人となりました。
感染の急拡大を受けて、県は、感染しても症状がなかったり軽かったりした場合は、自宅での療養に切り替えています。
直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者数は、県全体で82.2人。
盛岡市は90.2人となりました。
感染確認5504人(+144人)入院212人(+22人)
重症0人(±0人)死亡53人(+0人)
入院等調整中88人(−291人)
からの記事と詳細 ( 岩手県 新型コロナ 144人感染確認 病床使用率53%|NHK 岩手県のニュース - NHK NEWS WEB )
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