国土交通省が22日に発表した2022年の公示地価(1月1日現在)で、住宅地、商業地ともに上昇率長野県内1位の地点が同県白馬村。同村北城堰別レ「みそら野別荘地」の上昇率は16・8%で、前年に比べ4・3ポイント拡大した。商業地は、白馬八方尾根スキー場名木山ゲレンデ近くの同村北城山越だった。
白馬村の「さくら不動産」の橋本旅人社長は、「この1、2年、土地も物件もすぐに売れる状態だ」と話す。新型コロナウイルスの感染拡大前に売れていなかった物件も、海外旅行に行けなくなった国内の富裕層が購入するなど需要が伸びている。
白馬村観光局によると、コロナ前はパウダースノーを求めて訪れる海外の観光客が目立っていたが、コロナ禍でインバウンドは消滅。一方、雪のない「グリーンシーズン」の観光に力を入れ、密を避けて楽しめるリゾート地として日本人観光客の人気を集めている。
白馬村は、北海道のニセコや軽井沢より土地や建物が安価で購入でき、コロナ収束後はインバウンドの回復も見込めるため、国内の企業も進出してきているという。橋本社長は、「白馬村は通年型のリゾート地として成長し、ポテンシャルもある。しばらくは上昇し続けるだろう」とみている。
からの記事と詳細 ( 「土地も物件もすぐに売れてしまう状態だ」…住宅地・商業地ともに上昇率県内1位の村 - 読売新聞オンライン )
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