石巻市役所を訪れたのは、ウクライナの首都キーウ、ロシア語でキエフの西側にあるジトーミル州に住んでいたニーナ・ポリシュチュックさん(68)です。
ロシア軍の侵攻を受けて郊外の地下のシェルターで生活していましたが、戦況が悪化したため、石巻市に住む娘の谷タチアナさんを頼ってポーランド経由で先月26日に来日しました。
ポリシュチュックさんは娘のタチアナさんなどとともに市役所を訪れ、担当者から衣類の支援物資を受け取ったあと、保健師から健康状態について聞かれていました。
その結果、もともと処方されていた血圧を下げる薬が切れかかっていることや、避難生活で足に痛みがあることがわかり、市の職員の案内で近くの病院を受診することになりました。
ポリシュチュックさんは今、娘と娘の夫、孫3人の6人で石巻市内に住んでいて、日本語が話せないため娘を通じてほかの人と話す生活を続けています。
ポリシュチュックさんは「助け合いの気持ちが強い日本の皆さんのおかげで娘や孫たちと一緒にいられて感謝しています。これからは娘以外ともコミュニケーションをとりたいので、日本語の勉強を頑張りたい」と涙を浮かべながら話していました。
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