3日午前8時40分ごろ、静岡県伊豆の国市三福の路上で、「高さ3メートルの山車が転倒し、人が落ちた」と119番があった。駿東伊豆消防本部によると、現場から6歳~70代の男性19人が搬送された。2人が重症で、1人は意識不明という。6歳の子どもは軽症。
伊豆の国市観光協会で働く男性(28)によると、3日は同市田京にある広瀬神社で祭りがあり、山車6台が市内各地区を練り歩き、神社に集結する流れだったという。静岡県警伊豆中央署によると、事故があった山車はロープで引っ張るタイプで複数人が乗っていた。現場は緩やかな下り坂で、同署は山車をコントロールできなくなった可能性があるとみている。
現場近くに住む女性(74)は3日朝、山車の運行ルートになっている自宅前で、高齢者や子どもたちが引っ張る山車を見送った。数分後、サイレンの音で異変に気付いたとし、知人から山車が倒れたらしいと聞いて現場近くに行こうとしたが、既に警察が規制線を張っていた。
倒れた山車の周囲には倒れたままの人もおり、救急隊が心臓マッサージをする様子も見えたという。「山車の引き手は例年よりも少ないように見え、高齢者ばかりだった。20年以上、ここに住んでいるがこんなことは初めてで驚いている」と話した。【丘絢太、原田啓之、斎藤文太郎】
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