[東京/ワシントン/ブリュッセル 6日 ロイター] - 主要7カ国(G7)首脳は6日、オンラインでウクライナのゼレンスキー大統領と会談を行い、あらためて連帯を表明した。また、ロシア産ダイヤモンドの新たな禁輸措置で合意した。
会談後に発表された共同声明によると、新たな措置では、G7は2024年1月1日からロシア産の非工業用ダイヤの直接輸入を禁止する。その後、3月1日ごろまでに段階的に、第三国が販売するロシア産ダイヤの輸入も制限する。
会談の中でゼレンスキー氏は、ウクライナへの支援継続を呼びかけた。大統領府がウェブサイトに声明を発表し、「ロシアは欧米が弱さを見せ、ウクライナ支援を適切な水準で維持しないと考えている。自由世界が対ロシア制裁を完全には実施しないと考えている」と指摘した。その上で「自由世界は、その統合や交流を維持し、自由が脅かされている人々への支援を維持することが極めて重要だ」とした。
各国首脳は、パレスチナ自治区ガザにおけるイスラエルとイスラム組織ハマスの衝突についても協議した。多数の市民の強制移動を抑制するため「より効果的な行動」が必要とし、人道支援拡大に向けたさらなる戦闘休止に支持を表明した。
「人道危機の悪化に対応し、民間人の被害を最小限に抑えるため、より緊急の行動が必要だ」と訴えた。
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