和歌山県田辺市の資産家で「紀州のドン・ファン」と呼ばれた会社経営者野崎幸助さん(当時77歳)が急性覚醒剤中毒で死亡した事件で、殺人などの容疑で逮捕された元妻の須藤早貴容疑者(25)が県警にスマートフォンを任意提出する際、覚醒剤に関する検索履歴を消していたことが捜査関係者への取材でわかった。
捜査関係者によると、県警は2018年5月の事件後、須藤容疑者から任意でスマホの提出を受けて解析。事件との関与をうかがわせる痕跡はなかったが、インターネットのサーバーの記録を基にデータを復元した結果、須藤容疑者が事件前、覚醒剤について検索したり、SNS上で密売人とやり取りしたりしていた内容が見つかった。スマホの履歴から消した形跡も確認できたという。
また、県警が野崎さん宅の台所床と掃除機から微量の覚醒剤を検出していたことも判明。何らかの理由で散らばった覚醒剤を掃除機で吸い込んだとみられ、県警は事件当日に野崎さんの夕食などに覚醒剤が混入されたとみている。
県警は30日、田辺市内の野崎さんの自宅だった建物を捜索。須藤容疑者は逮捕前の任意の事情聴取に対し、事件への関与を否定していたといい、県警が慎重に捜査を進めている。
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