中小企業の電子化を支援する国の「IT導入補助金」を不正受給したとしてテレビ朝日社員らが大阪府警に逮捕された事件で、テレビ朝日報道局報道番組センターのデスク、奥山明宏容疑者(47)が、事件を主導したとされるホームページ制作会社側に、テレビ朝日の関係者を仲介した疑いのあることが2日、関係者への取材で分かった。
事件では、テレビ朝日の部長だった三田研人社員(49)も逮捕され、処分保留で釈放後も任意捜査が続いている。テレビ朝日の関係者の間で補助金の情報が広がっていた疑いもあり、府警も詳しい経緯を調べている。
関係者によると、奥山容疑者は平成30年以降、大阪市中央区のホームページ制作会社「ワールドエージェント」代表取締役、北川督(つかさ)容疑者(33)らとメッセージをやりとり。「テレビ朝日の後輩」として名字を挙げ、補助金の申請について「申し込みをしたそうです。ぜひお願いいたします」などと口添えしていた。ただ、この名字について、テレビ朝日広報部は産経新聞の取材に「社員の中で同じ名字の人物は確認できない。制作会社などであれば分からない」としている。
奥山容疑者は平成31年1~3月、不動産関連会社など18社がワールド社にITツール導入経費を支払ったと偽って補助金を申請、国から計900万円を詐取した疑いで今月1日に逮捕された。
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