栃木県は29日、夏風邪の一種で子どもに流行する「ヘルパンギーナ」の患者数が増加し、直近1週間(19〜25日)で宇都宮市と県東、県南の3保健所管内で警報レベルを超えたと発表した。2保健所以上で警報レベルを超えるのは2019年8月以来、約4年ぶり。
ヘルパンギーナは、38度以上の発熱やのどの痛み、口の中に水ぶくれなどの症状が出る。乳児がかかりやすいとされるが、大人も感染する。直近1週間で県内48の定点医療機関から報告のあった患者数は273人で、前週(174人)の1・56倍に増えた。安足保健所でも前週(12〜18日)から警報レベルが続いている。
1定点当たりの患者が6人を超えると警報レベルで、宇都宮市は6・91人、県東は7・75人、県南は6・55人となった。前週に6・00人だった安足は4・14人と感染状況が改善したが、2人を下回るまでは警報は継続される。県北は4・90人、県西は3・20人だった。
県保健福祉部は手洗いやせきエチケットの徹底を呼びかけており、「症状がある場合は速やかに医療機関を受診してほしい」としている。
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