気象庁によりますと、前線を伴った低気圧が日本海を東へ進み、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、東日本や北日本では大気の状態が非常に不安定になり局地的に発達した雨雲がかかっています。
午前6時までの1時間には静岡市井川で55.5ミリの非常に激しい雨を観測しました。
各地で風も強まっていて、
▽兵庫県明石市では午前6時前に27.2メートル、
▽福島県白河市では午前5時半すぎに25.6メートルの最大瞬間風速を観測しました。
大気の非常に不安定な状態は7日の昼すぎにかけて続き、東日本や北日本では、局地的に雷を伴って非常に激しい雨が降り、大雨となるおそれがあります。
また、7日は全国的に風が強く、北海道と東北、北陸では非常に強い風が吹くほか、海上は大しけとなる見込みです。
気象庁は暴風や高波のほか、土砂災害や低い土地の浸水に警戒し、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意するよう呼びかけています。
雷の音が聞こえたり、冷たい風が吹いたりするなど、発達した積乱雲が近づく兆しがある場合は、頑丈な建物の中に移動するなど安全を確保するようにしてください。
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