「日本は多くの若者の命を救ってくれた」 ウクライナ首相に単独会見：朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

　ウクライナのデニス・シュミハリ首相が19日、朝日新聞のインタビューに応じ、ロシアによる侵攻が長期化して米欧などで「支援疲れ」が懸念されていることをめぐり、「疲れがあるとは思わない」と述べた。また、議会内の政争で支援が停滞する米国からも「支援が得られると信じている」と自信を見せた。

　シュミハリ氏は同日都内で開かれた「日ウクライナ経済復興推進会議」のために来日。会議は日本の官民によるウクライナ支援を話し合う目的で両国政府と経団連などが共催し、岸田文雄首相やシュミハリ氏ら政府や企業関係者らが参加した。首相はウクライナへの長期的支援を表明した。

　両国政府はウクライナに投資する日本企業を対象に、二重課税などを防ぐための新たな租税条約に署名。日本側はウクライナへの渡航制限の緩和も打ち出した。地雷対策・がれき処理や農業、デジタル、電力・交通インフラなど7分野を中心に官民で計56件の協力文書を結んだ。シュミハリ氏は「素晴らしい結果だ」と成果を評価した。

　シュミハリ氏は、日本の財政…

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