北海道東部では4年前からことし6月にかけて放牧中の牛あわせて66頭が襲われ、このうち32頭が死ぬ被害が出ていて、現場に残された体毛の鑑定結果や足跡などからいずれもOSO18と呼ばれるヒグマによる被害とみられています。
北海道の関係者などによりますと7月、東部の釧路町でヒグマ1頭が駆除され、体毛のDNA鑑定を行った結果、OSO18と同一の個体とみられることがわかったということです。
北海道が鑑定結果などをもとに最終確認を行っていて、近く公表することにしています。
OSO18をめぐっては、北海道がヒグマの専門家などによる特別対策班を作ってわなの設置や行動経路の特定などを進めていたものの、捕獲には至っていませんでした。
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