台湾東部・花蓮県で2日午前9時半(日本時間同10時半)ごろ、台湾鉄道の特急「太魯閣(タロコ)号」の一部が脱線し、トンネル内の壁に衝突した。この事故で50人が死亡、140人以上が負傷した。日本の外務省によると、列車に乗っていた日本人の50代男性と20代女性が軽傷。2人は自力で病院に行き、治療を受けたという。
台湾メディアや鉄道を運行する台湾鉄路管理局(台鉄)によると、列車は8両編成で、乗員・乗客は約500人。線路そばの斜面にあった別の鉄道工事用作業車が何らかの理由で線路内に入り込み、走行してきた特急と衝突したとみられる。衝突現場のすぐ先にはトンネルがあり、特急はトンネル内で脱線して内壁に激突した。この作業車の持ち主の男性が停車ブレーキをかけ忘れたため、車両が斜面を滑り落ちたとの見方もあり、警察は男性から事情を聴いている。
花蓮県は渓谷や臨海公園など多くの名所があり、台湾有数の観光スポット。台湾では2日、多くの市民が墓参に訪れる「清明節」の4連休が始まったばかりだった。【岡村崇、畠山哲郎】
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