９月１２日に期限を迎える緊急事態宣言をめぐり、政府は首都圏の４都県などについて延長する方向で調整に入った。
静岡県内の指標はステージ４の基準を大きく上回っていて県は「解除できる状況ではない」と話している。
２１都道府県に発出されている緊急事態宣言。
複数の政府与党幹部によると、政府は東京、埼玉、千葉、神奈川の首都圏４都県について９月１２日までの期限を延長する方向で調整に入り、愛知・岐阜・三重の東海３県と大阪・京都・兵庫の関西３府県についても延長を検討している。
静岡県内の感染者数は減少傾向になりつつあるが、県は「人口当たりの１週間の新規感染者数や病床使用率はまだステージ４の基準を大きく超えていて、とても解除できる状況ではない。国の情報を確認中」と話している。
政府は９日にも対策本部を開き緊急事態宣言を解除するかどうか、決定する方針で、これを受けて静岡県は週末に対応を検討するという。
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